中央区の銭湯の近くに住むという部屋探し
中央区の銭湯の近くに住むという部屋探し
「家にお風呂があるのに、わざわざ銭湯へ行く必要ある?」そう思う方もいるでしょう。でも、大きなお風呂に入るのが好きな人にとって、自宅から歩いて行ける場所に銭湯がある生活は意外と魅力的です。
中央区には銀座・湊・小伝馬町・佃・月島・勝どきなどに銭湯が残っています。そこで今回は、駅徒歩やスーパー徒歩ではなく、少し変わった「銭湯徒歩」という視点から中央区のお部屋探しを考えてみます。
「徒歩圏に大きなお風呂がある」という住宅設備。
中央区には今も7つの銭湯がある
オフィス街やタワーマンションのイメージが強い中央区ですが、区内には現在も7つの公衆浴場があります。銀座の「銀座湯」「金春湯」、湊の「湊湯」、日本橋小伝馬町の「十思湯」、佃の「日の出湯」、月島の「月島温泉」、勝どきの「勝どき湯」です。
面白いのは、一つの地域に集中しているのではなく、日本橋側から銀座、八丁堀周辺、月島・勝どきまで点在していることです。普段のお部屋探しではあまり意識しませんが、地図に銭湯を置いてみると中央区の違った一面が見えてきます。
八丁堀・湊なら「仕事帰りにひと風呂」という生活
八丁堀周辺で注目したいのが、湊にある「湊湯」です。八丁堀駅からもアクセスできる場所にあるため、八丁堀・湊・新川・入船周辺で物件を探している方なら、生活圏に取り入れやすい銭湯の一つです。
仕事から帰って自宅で着替え、歩いて銭湯へ行って、帰りにコンビニへ寄って帰宅する。そんな生活ができるなら、浴室乾燥機や追い焚きといった室内設備とは別の「街の設備」を利用している感覚になります。
月島・佃は「銭湯+水辺散歩」ができる
月島・佃方面には「月島温泉」と「日の出湯」があります。このエリアは以前の記事でもご紹介したように、隅田川や運河など水辺を身近に感じられる場所でもあります。
休日に月島・佃を散歩して、そのまま銭湯へ入り、歩いて自宅へ帰る。駅近だけを追いかける部屋探しとは違い、「休日をどう過ごすか」から住む街を選ぶという考え方ができるエリアです。
勝どきにも銭湯がある
タワーマンションのイメージが強い勝どきにも「勝どき湯」があります。東京銭湯の案内ではサウナや水風呂のほか、荷物の一時預かりなども案内されており、「銭湯ランナー大歓迎」と紹介されています。
高層マンションと昔ながらの銭湯が同じ生活圏に存在するのは、勝どきの面白いところです。マンションの豪華な共用施設だけではなく、街にある施設まで含めて生活環境を見ると、その街の評価が変わることがあります。
日本橋側なら小伝馬町という選択
日本橋側では、小伝馬町に「十思湯」があります。日本橋・人形町・東日本橋周辺で部屋を探している方なら、こうした施設も生活圏として確認してみると面白いでしょう。
普段は都心のオフィス街として利用している場所でも、一本裏へ入ると住宅があり、その近くに銭湯がある。中央区は「働く街」という印象が強いからこそ、実際に住んでみるとこうした生活感のある場所に気付くことがあります。
銭湯徒歩5分なら、家のお風呂の優先順位が変わる?
ここで不動産屋として考えてみたいのが、物件設備との関係です。例えば「浴室は少し狭いけれど銭湯まで徒歩3分」という物件があった場合、大きなお風呂が好きな人なら評価が変わるかもしれません。
もちろん毎日の入浴をすべて銭湯で済ませる必要はありません。普段は自宅、疲れた日は銭湯、休日はゆっくり大きなお風呂という使い分けができることに価値があります。部屋の中だけですべてを完結させなくてもいいのです。
銭湯好きなら「帰り道」を確認する
銭湯まで徒歩5分でも、大通りを何度も渡るのか、住宅街を歩いて帰れるのかでは便利さが違います。特に冬場は、せっかく温まったあとに長時間歩くより、短時間で帰宅できる方が使いやすいでしょう。
物件を内見するときは「駅→物件」だけでなく、「物件→銭湯→物件」も歩いてみる。これまでの記事でご紹介してきた「生活徒歩」という考え方は、銭湯にもそのまま使えます。
営業時間と定休日は必ず確認する
銭湯を物件選びの条件にするなら、距離だけではなく営業時間と定休日も重要です。仕事帰りに利用したいのに、自分が帰宅する時間には営業が終わっているのであれば、徒歩3分でも利用頻度は下がってしまいます。
また、営業日や営業時間は変更されることがあります。部屋を決めるときだけでなく、実際に利用するときにも最新情報を確認しましょう。「近くにある」だけではなく、「自分の生活時間に使えるか」まで確認して初めて生活施設になります。
銭湯の近くに住むなら、こんな人と相性がいい
- 大きなお風呂が好き:自宅浴室とは違う入浴時間を楽しみたい
- サウナ好き:サウナ設備のある銭湯を生活圏に入れたい
- ランニング好き:運動と入浴をセットで楽しみたい
- 在宅勤務が多い:仕事とプライベートを切り替える場所が欲しい
- 街歩きが好き:散歩・食事・銭湯を一つの生活動線にしたい
逆に、銭湯をほとんど利用しない人なら、近くにあることに大きな価値はありません。大切なのは「銭湯の近くは便利」という一般論ではなく、自分が実際にどれくらい利用するかです。
駅徒歩3分より「銭湯徒歩3分」を選ぶ人がいてもいい
例えば駅徒歩3分だけれど周囲に好きな施設が少ない物件と、駅徒歩8分だけれど銭湯・スーパー・水辺が徒歩3分程度にある物件なら、どちらが便利でしょうか。答えは生活スタイルによって変わります。
電車通勤を最優先するなら前者でしょう。しかし在宅勤務が多く、休日は散歩や銭湯を楽しみたい人なら後者の方が満足できる可能性があります。物件の便利さは「駅からの距離」だけでは決まりません。
まとめ|部屋の設備だけでなく「街の設備」で選ぶ
中央区には銀座、湊、小伝馬町、佃、月島、勝どきなどに銭湯があります。大きなお風呂やサウナが好きな方なら、「銭湯まで歩いて何分か」を部屋探しの条件に入れてみても面白いでしょう。
スーパー徒歩、ランニング徒歩、サウナ徒歩、そして銭湯徒歩。自分が毎日の生活で利用する場所から逆算すると、不動産サイトの検索条件だけでは見つけられなかった街や物件が候補に入ってきます。
「この部屋に何が付いている?」だけではなく、「この家の周りに何がある?」で選ぶ。中央区は街がコンパクトだからこそ、そんな部屋探しがしやすいエリアです。
センチュリー21 共栄不動産では、銀座・八丁堀・湊・日本橋・人形町・月島・勝どきなど、東京都中央区を中心に賃貸物件をご紹介しています。「銭湯の近くに住みたい」「サウナやランニングを楽しめる街を探したい」「駅近より休日の生活環境を優先したい」といった少し変わったご希望も歓迎です。中央区の不動産・中央区の賃貸・中央区のお部屋探しを、駅徒歩だけではなく実際の生活スタイルからご提案いたします。