写真では良かったのに内見でガッカリ!賃貸物件で失敗しないための10の確認ポイント
写真では良かったのに内見でガッカリ!賃貸物件で失敗しないための10の確認ポイント
「写真ではすごくきれいだったのに、実際に見たら古く感じた」「思っていたより部屋が狭かった」「内見に行ってみたら周辺環境が気になった」。賃貸物件を探していると、このような経験をすることがあります。
SUUMOなどの不動産ポータルサイトでは、室内写真や間取り図を見ながら多くの物件を比較できます。しかし、写真だけですべての情報を把握することはできません。
実際の不動産仲介でも、写真の印象と現地での印象が異なるケースはあります。だからこそ、内見では写真で確認できない部分を重点的にチェックすることが大切です。
今回は、写真では良かったのに内見でガッカリしやすい物件の特徴と、後悔しないための10の確認ポイントをご紹介します。
なぜ物件写真と実際の部屋で印象が違うの?
物件写真は、室内の特徴を伝えるために撮影されています。部屋全体が分かるように広角レンズを使用したり、明るい時間帯に撮影したりすることがあります。
広角レンズは一度に広い範囲を写せる一方、写真の端にある家具や壁が実際より遠く見える場合があります。また、撮影時の明るさや角度によって、室内の印象が変わることもあります。
さらに、掲載写真が現在の募集住戸ではなく、同じ建物の別の部屋を参考として掲載しているケースもあります。その場合、床の色や設備、窓の位置などが異なる可能性があります。
写真を見るときは、きれいかどうかだけでなく、「この写真は実際の募集住戸のものか」を確認することも重要です。
1.写真では広く見えたのに、実際は狭い
内見でよく確認したいのが、室内の広さです。写真では広々と見えていても、実際に入ると想像よりコンパクトに感じることがあります。
例えば6帖の洋室でも、柱の位置や窓の配置、扉の開き方によって家具の置きやすさは変わります。ベッドを置いたらデスクが入らない、ソファを置くと通路が狭くなる、といったケースも考えられます。
内見前には、現在使っている家具の寸法を測っておきましょう。現地ではメジャーを使い、ベッドや冷蔵庫、洗濯機などを置く場所を確認すると安心です。
2.日当たりが写真の印象と違う
写真では明るく見えた部屋でも、実際には日当たりが気になることがあります。撮影時間によって室内に入る光の量が変わるためです。
例えば南向きの部屋でも、目の前に高い建物があれば日差しが入りにくい場合があります。反対に北向きでも、窓が大きく周囲が開けていれば、十分な明るさを感じることもあります。
内見では方角だけでなく、窓の前にある建物、バルコニーの奥行き、室内の明るさを確認しましょう。可能であれば、普段家で過ごす時間帯に近い時間に内見することをおすすめします。
3.室内はきれいでも、水回りが古い
壁紙や床が新しくなっている物件では、写真の印象が非常に良くなることがあります。しかし、キッチンや浴室、洗面台、トイレなどの設備は交換されていない場合もあります。
例えば、壁紙は新しいのにキッチンの収納扉が傷んでいる、浴室の換気設備が古い、洗面台の収納が使いにくいといったことがあります。
内見では設備の見た目だけでなく、収納の開閉、蛇口の位置、換気設備、清掃状態などを確認しましょう。設備の不具合が気になる場合は、入居前に修理や交換の予定があるか、不動産会社へ確認することが大切です。
4.収納が思ったより少ない
間取り図に「収納」と書かれていても、実際の奥行きや高さ、内部の形状までは分からないことがあります。
例えばクローゼットがあっても、奥行きが浅く衣類を掛けにくい場合があります。また、収納内部に柱や配管スペースがあり、想像したほど荷物を入れられないこともあります。
内見では収納扉を開け、奥行き、高さ、棚の位置を確認しましょう。衣類、スーツケース、掃除機、季節用品など、何を収納する予定なのかを具体的に考えると判断しやすくなります。
5.共用部分の管理状態が気になる
室内写真が充実していても、エントランスや共用廊下、ゴミ置き場などの写真が少ない物件があります。
しかし、毎日利用する共用部分の状態は、住み心地に関わる重要なポイントです。例えばゴミ置き場が整理されていない、共用廊下に私物が多い、照明が切れたままになっているといった状況は、気になる材料になります。
もちろん、内見した一日の状態だけで建物全体の管理状況を判断することはできません。それでも、共用部分を確認することで、室内写真だけでは分からない情報が得られます。
6.窓を開けると騒音が気になる
写真では分からない代表的な要素が音です。幹線道路や線路、飲食店、学校などが近い場合、時間帯によって周辺の音が気になることがあります。
内見では窓を閉めた状態と開けた状態の両方で、外から聞こえる音を確認してみましょう。また、共用廊下や隣接する部屋からの音が気になる場合もあります。
ただし、短時間の内見だけで騒音の状況を完全に把握することはできません。気になる場合は、周辺施設の営業時間や交通量なども調べておくとよいでしょう。
7.コンセントやエアコンの位置が使いにくい
写真では見落としやすいのが、コンセントやエアコンの位置です。ベッドを置きたい場所にコンセントがない、デスクを置く予定の場所にエアコンの風が直接当たる、といったことがあります。
また、エアコンが設置されていない居室では、新たに設置できるか確認が必要です。配管穴や専用コンセントの有無、貸主の承諾などによって設置条件が変わります。
家具の配置を考える際は、部屋の広さだけでなく、設備の位置も確認しましょう。
8.洗濯機や冷蔵庫が入らない可能性がある
内見時に意外と見落としやすいのが、大型家電の設置スペースです。洗濯機置き場や冷蔵庫置き場があっても、現在使っている家電が必ず入るとは限りません。
特にドラム式洗濯機は、本体の寸法だけでなく、扉の開閉スペースや搬入経路も確認する必要があります。冷蔵庫も、設置場所の幅や奥行きに加え、扉を開けられるかが重要です。
内見前に家電の寸法を確認し、現地では設置場所だけでなく、玄関、廊下、エレベーターなどの搬入経路もチェックしましょう。
9.駅からの道のりが想像と違う
物件情報に「駅徒歩8分」と表示されていても、実際に歩くと遠く感じることがあります。坂道、信号、踏切、歩道の広さなどによって、歩きやすさが変わるためです。
また、夜間は街灯が少なく、人通りが減る場所もあります。昼間の内見だけでは分からない周辺環境もあるため、可能であれば普段の帰宅時間帯にも確認してみましょう。
駅徒歩の数字だけで判断せず、実際に歩いてみることが大切です。
10.入居前の修繕予定が分からない
内見したときに壁紙の汚れや設備の傷みがあっても、「入居までにきれいになるだろう」と考えてしまうことがあります。
しかし、すべての箇所が必ず修繕されるとは限りません。どこまで清掃・修理・交換されるかは、物件や貸主の方針によって異なります。
気になる部分があれば、不動産会社を通じて修繕予定を確認しましょう。特に申し込みや契約の判断に関わる事項は、口頭の説明だけで済ませず、対応内容や条件を記録に残しておくことが重要です。
内見でガッカリしないために、事前にできること
内見の時間を有効に使うためには、事前準備も大切です。おすすめしたいのは、次の5つです。
- ① 間取り図を確認する:家具を置く場所や生活動線を考える
- ② 家具・家電の寸法を測る:設置できるか現地で確認する
- ③ 写真の撮影対象を確認する:実際の募集住戸の写真か問い合わせる
- ④ 気になる点をメモする:日当たり、音、設備、収納などを整理する
- ⑤ 周辺環境を調べる:駅からの道のりや買い物施設を確認する
また、複数の物件を内見する場合は、同じ項目で比較することをおすすめします。物件ごとに確認する内容が違うと、後からどちらが良かったのか分からなくなることがあります。
写真と違ったら、その物件はやめた方がいい?
写真と実物の印象が違ったからといって、必ずしもその物件を候補から外す必要はありません。
例えば、写真より部屋が狭く感じても、家具が問題なく置けるなら生活に支障がないかもしれません。一方、日当たりや騒音、設備の不具合など、生活に大きく影響する点が気になる場合は慎重に検討するべきです。
大切なのは、「写真と違う」という印象だけで判断せず、何が違い、それが自分の生活にどの程度影響するかを整理することです。
なお、掲載情報と実際の設備・条件が食い違っている場合は、単なる印象の問題ではありません。募集内容や契約条件を不動産会社に確認し、疑問を解消してから判断しましょう。
まとめ|物件写真は入口。住み心地は内見で確かめよう
賃貸物件の写真は、部屋探しをするうえで便利な情報です。しかし、広さの感じ方、日当たり、音、収納、設備、共用部分、周辺環境など、写真だけでは分からないこともあります。
内見では室内のきれいさだけを見るのではなく、実際に住んだ後の生活を想像することが大切です。気になる点はその場で確認し、必要に応じて不動産会社へ質問しましょう。
センチュリー21共栄不動産では、東京都内を中心に賃貸物件のご紹介を行っています。「写真だけでは物件の良し悪しが分からない」「内見でどこを確認すればいいか知りたい」「複数の物件を比較して迷っている」といったご相談も歓迎しています。
写真の印象だけにとらわれず、実際の暮らしやすさを一緒に確認しながら、納得できるお部屋探しをお手伝いいたします。ぜひお気軽にご相談ください。