在宅勤務の部屋探しで失敗しない!テレワークに適した間取りと内見の確認ポイント
在宅勤務の部屋探しで失敗しない!テレワークに適した間取りと内見の確認ポイント
「在宅勤務が増えたので、仕事がしやすい部屋に引っ越したい」「テレワークをするなら1LDKより2LDKの方がいいのでしょうか?」。働き方の変化によって、賃貸物件に求める条件も変わってきています。
以前は駅までの距離や通勤時間を重視していた方でも、自宅で仕事をする時間が長くなると、室内の広さや静かさ、インターネット環境などが気になるようになります。
しかし、単純に広い部屋を選べば、在宅勤務が快適になるとは限りません。デスクの置き場所、生活音、日当たり、エアコン、コンセントの位置などによって、仕事のしやすさは大きく変わります。
今回は、不動産仲介の現場目線から、在宅勤務の方が間取り選びで失敗しやすいポイントと、内見時に確認したいことをご紹介します。
在宅勤務の部屋探しは「通勤」より「室内環境」が重要になることも
毎日出社する方にとって、駅からの距離や通勤時間は重要な条件です。一方、在宅勤務が中心の方は、自宅で過ごす時間が長くなるため、室内環境の重要性が高まります。
例えば、駅徒歩5分のコンパクトな1Kと、駅徒歩15分の広い1LDKが同じ家賃だった場合、在宅勤務の頻度によって選び方は変わるでしょう。
週5日出社する方なら駅近の利便性を重視するかもしれませんが、週4日在宅勤務をする方なら、仕事スペースを確保できる広さに魅力を感じるかもしれません。
在宅勤務の部屋探しでは、駅までの距離だけでなく、自宅で過ごす時間の快適さを考えることが大切です。
失敗ポイント① デスクを置ける場所を考えていない
在宅勤務の部屋探しで最初に確認したいのが、仕事用デスクの設置場所です。
例えば、6帖の洋室にベッド、収納家具、デスクを置こうとすると、思った以上にスペースが足りなくなることがあります。
また、デスク本体が置けても、椅子を引くスペースや通路を確保できなければ、使いにくくなってしまいます。
内見前には、使用するデスクや椅子の寸法を測っておきましょう。現地ではデスクの幅だけでなく、椅子を動かすスペース、コンセントまでの距離、照明の位置も確認することが重要です。
失敗ポイント② オンライン会議の音を考えていない
在宅勤務では、オンライン会議や電話をする機会が多い方もいるでしょう。その場合、仕事中の声や周囲の生活音が気になることがあります。
例えば、リビングで仕事をしていると、同居人が料理をしたりテレビを見たりする音が会議中に入るかもしれません。
また、外部からの騒音にも注意が必要です。幹線道路や線路、学校などが近い場合、時間帯によって音が気になることがあります。
内見では窓を閉めた状態と開けた状態で音を確認し、仕事中に集中できそうか考えてみましょう。
ただし、短時間の内見だけで音の状況を完全に把握することは難しいため、周辺施設や交通量なども確認しておくと安心です。
失敗ポイント③ インターネット環境を確認していない
在宅勤務において、インターネット環境は非常に重要です。物件情報に「インターネット対応」「インターネット無料」と記載されていても、通信方式や利用条件は物件によって異なります。
例えば、建物に回線設備が導入されていても、室内で利用するために個別契約が必要な場合があります。また、無料インターネット付きの物件でも、利用状況によって通信速度が変わることがあります。
仕事で大容量のデータを扱う方や、オンライン会議が多い方は、利用可能な回線、通信方式、個別回線の導入可否などを確認しましょう。
なお、実際の通信速度は時間帯や利用環境によって変動するため、物件情報だけで速度を保証できるものではありません。
失敗ポイント④ コンセントとエアコンの位置を見落とす
仕事用デスクを置く場合、コンセントの位置は重要です。パソコン、モニター、照明、スマートフォンの充電器など、在宅勤務では複数の電源を使用することがあります。
また、エアコンの風が直接当たる位置にデスクを置くと、長時間の作業で不快に感じる場合があります。
特に2DKや2LDKなどで一室を仕事部屋にする場合、その部屋にエアコンが設置されているか、設置できるかを確認しましょう。
エアコンを新たに設置するには、配管穴や専用コンセント、貸主の承諾などが必要になる場合があります。入居後に困らないよう、申し込み前に確認することをおすすめします。
失敗ポイント⑤ 日当たりだけで仕事部屋を選んでしまう
日当たりの良い部屋は魅力的ですが、在宅勤務では必ずしも日差しが強い場所が快適とは限りません。
例えば、窓際にデスクを置くと、時間帯によってパソコンの画面に光が反射し、見づらくなることがあります。また、夏場は直射日光によって室温が上がりやすくなる場合もあります。
一方、日中でも暗い部屋では、照明を使う時間が長くなるかもしれません。
内見では、窓の向きだけでなく、デスクを置く予定の位置から室内の明るさを確認してみましょう。カーテンやブラインドで光を調整できるかも重要です。
在宅勤務なら1K・1LDK・2LDKのどれがおすすめ?
在宅勤務に適した間取りは、仕事の頻度や生活スタイルによって変わります。
1K・ワンルームが向いている人
在宅勤務が週1~2日程度で、仕事用の設備がノートパソコン中心の方なら、1Kやワンルームでも対応できる場合があります。
ただし、ベッドとデスクを同じ空間に置くため、仕事とプライベートの切り替えが難しくなることがあります。
1LDKが向いている人
在宅勤務の頻度が高く、生活スペースと仕事スペースを分けたい方には1LDKが候補になります。
リビングの一角にデスクを置き、寝室を別にすることで、生活にメリハリをつけやすくなります。ただし、同居人がいる場合は仕事中の生活音に注意が必要です。
2LDKが向いている人
在宅勤務が中心の方や、オンライン会議が多い方、二人とも在宅勤務をする方には、2LDKが向いている場合があります。
一室を仕事部屋として利用できれば、仕事道具を片付けずに置いておけるメリットもあります。
ただし、2LDKは家賃が高くなる場合があるため、追加の一部屋をどの程度使うのか考えることが大切です。
二人暮らしで在宅勤務をする場合の注意点
同棲や夫婦二人暮らしで在宅勤務をする場合は、二人の働き方を整理しておきましょう。
例えば、一人が出社中心で、もう一人が在宅勤務中心なら、リビングの一角を仕事スペースにする方法もあります。
一方、二人ともオンライン会議が多い場合は、同じ部屋で仕事をすると声が重なり、集中しにくくなることがあります。
その場合は、独立した居室を確保できる間取りを検討するとよいでしょう。ただし、居室が引き戸でつながっている場合などは、部屋を分けても音が伝わりやすいことがあります。
間取り図だけでなく、実際の部屋の配置や扉の構造まで確認しましょう。
仕事部屋を確保するために家賃を上げるべき?
在宅勤務のために広い部屋へ引っ越す場合、家賃の増加も考える必要があります。
例えば、現在の家賃が10万円で、仕事部屋を確保できる物件が12万円だった場合、毎月2万円、年間24万円の差になります。
この費用を高いと感じるか、仕事のしやすさを考えれば価値があると感じるかは人によって異なります。
また、家賃だけでなく、管理費、光熱費、インターネット料金なども含めて比較することが重要です。
仕事部屋があることで何が改善するのかを具体的に考え、無理のない予算で判断することをおすすめします。
在宅勤務の物件内見で確認したい8つのポイント
在宅勤務を前提に物件を選ぶ場合は、次の項目を確認してみてください。
- ① デスク設置場所:机と椅子を置き、通路を確保できるか
- ② コンセント:パソコンやモニターなどの電源を確保できるか
- ③ インターネット:回線の種類、契約条件、導入可否を確認できるか
- ④ 騒音:窓の外や隣接する部屋からの音が気にならないか
- ⑤ エアコン:仕事スペースで冷暖房を利用できるか
- ⑥ 明るさ:画面への反射や直射日光が気にならないか
- ⑦ 収納:仕事道具や書類を収納できるか
- ⑧ 生活動線:同居人がいても仕事に集中しやすい配置か
可能であれば、実際にデスクを置く場所に立ち、仕事中の様子を想像してみましょう。
また、業務内容によっては勤務先から通信環境や作業場所について条件が指定されている場合があります。勤務先のルールも事前に確認しておくと安心です。
在宅勤務でも「駅からの距離」を無視しない
在宅勤務が中心になると、駅徒歩の条件を緩めることで物件の選択肢が増える場合があります。
ただし、完全在宅勤務ではない場合は、出社する日の通勤負担も考える必要があります。また、買い物や通院、外出など、日常生活で駅を利用する機会もあるでしょう。
駅から遠い物件を選ぶ場合は、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの位置も確認しておきましょう。
仕事のしやすさだけでなく、日常生活全体の利便性を考えることが大切です。
まとめ|在宅勤務の部屋探しは「仕事中の自分」を想像しよう
在宅勤務に適した間取りは、必ずしも広い部屋や2LDKとは限りません。仕事の頻度、オンライン会議の有無、同居人の生活スタイル、必要な設備などによって、適した住まいは変わります。
大切なのは、デスクを置けるかだけでなく、長時間快適に仕事ができるかを考えることです。インターネット環境、音、日当たり、エアコン、コンセントなどを確認し、自分の働き方に合う物件を選びましょう。
センチュリー21共栄不動産では、東京都内を中心に賃貸物件のご紹介を行っています。「在宅勤務がしやすい部屋を探したい」「仕事部屋を確保できる間取りが分からない」「駅距離と広さのどちらを優先すべきか相談したい」といったご相談も歓迎しています。
仕事とプライベートの両方を快適に過ごせる住まいを、一緒に探していきましょう。ぜひお気軽にご相談ください。