バストイレ別を諦めると家賃は安くなる?3点ユニットバスとの違いと後悔しない選び方
バストイレ別を諦めると家賃は安くなる?3点ユニットバスとの違いと後悔しない選び方
「家賃を抑えたいけれど、バストイレ別は譲れない」「バストイレが一緒の物件なら、もっと良い部屋が見つかるのでしょうか?」。賃貸物件を探していると、設備条件をどこまで優先するべきか迷うことがあります。
特に、東京都内で一人暮らし向けの物件を探す場合、希望するエリアや予算によっては、バストイレ別の条件を付けることで候補が限られることがあります。
一方、バストイレ別を諦めれば、必ず家賃が大幅に安くなるというわけでもありません。築年数や立地、広さなど、ほかの条件とのバランスが重要です。
今回は、不動産仲介の現場目線から、バストイレ別と3点ユニットバスの違いや、設備条件を見直す際の判断ポイントをご紹介します。
1.そもそも「バストイレ別」と「ユニットバス」はどう違う?
賃貸物件の募集情報にある「バストイレ別」とは、浴室とトイレが別々の空間に設けられている間取りを指します。
一方、「ユニットバス」とは、浴室の壁・床・天井などを工場で製造し、現場で組み立てる方式の浴室設備のことです。そのため、ユニットバスだから必ずトイレが一緒というわけではありません。
一般的に、浴槽・洗面台・トイレが一つの空間に設置されているタイプは「3点ユニットバス」と呼ばれます。
物件探しでは、単に「ユニットバス」と記載されているだけでは設備の配置を判断できないことがあります。間取り図や室内写真を確認し、分からない場合は不動産会社に質問しましょう。
2.バストイレ別を諦めると物件の選択肢は広がる?
バストイレ別を必須条件から外すと、検索対象となる物件が増える可能性があります。
特に、単身者向けのコンパクトなマンションやアパートでは、3点ユニットバスを採用している物件もあります。
例えば、希望する駅の徒歩10分以内、家賃8万円以内、バストイレ別という条件で候補が少ない場合、バストイレ別の指定を外すことで、新たな物件が見つかるかもしれません。
ただし、どれくらい候補が増えるかは、エリアや時期、予算によって異なります。
まずは同じ条件で「バストイレ別あり」と「指定なし」の検索結果を比較することをおすすめします。
3.バストイレ別を諦めると家賃はどれくらい安くなる?
バストイレ別かどうかは、家賃に影響する要素の一つです。ただし、設備の違いだけで家賃差を一律に決めることはできません。
例えば、駅徒歩5分・築浅・バストイレ別の物件と、駅徒歩15分・築古・3点ユニットバスの物件を比較しても、家賃差のすべてが浴室設備によるものとはいえません。
家賃を比較する際は、できるだけ駅距離、築年数、専有面積、建物構造などが近い物件を参考にしましょう。
また、3点ユニットバスの物件を選ぶことで、家賃を下げるのではなく、同じ予算で駅に近い物件や広い物件を選べる場合もあります。
単純な家賃の安さだけでなく、どの条件を優先できるようになるかを考えることが大切です。
4.3点ユニットバスのメリットとは?
3点ユニットバスには、バストイレ別とは異なるメリットがあります。
一つは、水回りがコンパクトにまとまっていることです。浴室・洗面台・トイレを一つの空間に配置することで、限られた専有面積を居室などに使いやすくなる場合があります。
また、設備がまとまっているため、掃除の際に一度に水回りを確認できる点も特徴です。ただし、すべての部分を水で洗い流せるわけではなく、設備の仕様や防水範囲に注意が必要です。
さらに、バストイレ別を必須条件にしないことで、駅からの距離や家賃、居室の広さなど、ほかの希望条件を優先できる可能性があります。
5.3点ユニットバスのデメリットとは?
一方、3点ユニットバスには注意したい点もあります。
例えば、浴室とトイレが同じ空間にあるため、入浴後にトイレ周辺が湿気を帯びやすくなる場合があります。
また、浴槽の外に独立した洗い場がないタイプでは、身体を洗う場所やシャワーの使い方に工夫が必要です。
トイレットペーパーやタオルなどを湿気から守るため、収納方法を考える必要がある場合もあります。
こうした点を不便に感じるかどうかは、入浴習慣や生活スタイルによって異なります。
6.毎日湯船につかる人はバストイレ別が向いている?
毎日ゆっくり湯船につかりたい方は、浴室の広さや洗い場の有無を重視するとよいでしょう。
3点ユニットバスでも浴槽につかることはできますが、浴槽のサイズやシャワーカーテンの使い方などによって、快適さが変わります。
一方、普段はシャワーだけで済ませることが多い方なら、3点ユニットバスでも不便を感じにくい場合があります。
ただし、シャワー中心だから必ず3点ユニットバスが向いているわけではありません。トイレと浴室が同じ空間にあること自体が気になる方もいるでしょう。
設備の一般的な評価より、自分の入浴習慣に合っているかを優先しましょう。
7.二人暮らしならバストイレ別を優先した方がいい?
同棲や夫婦二人暮らしの場合、バストイレ別の方が使いやすいと感じる場面があります。
例えば、一人が入浴している間に、もう一人がトイレを使いたい場合です。3点ユニットバスでは、浴室とトイレを同時に使いにくくなります。
また、朝の準備時間が重なる場合、洗面台やトイレを使う順番を調整する必要があるかもしれません。
一人暮らしでは問題にならなかったことが、二人暮らしでは不便になる可能性があります。
二人で入居する場合は、家賃や間取りだけでなく、水回りを同時に使う場面も想像してみましょう。
8.掃除のしやすさはバストイレ別の方が上?
掃除のしやすさは、バストイレ別かどうかだけでは判断できません。
3点ユニットバスは水回りが一つの空間にまとまっていますが、浴槽やトイレの周囲に掃除しにくい隙間がある場合もあります。
また、換気が十分でないと、湿気がこもりやすくなることがあります。
一方、バストイレ別でも、浴室やトイレの広さ、床材、換気設備などによって掃除の負担は変わります。
内見時には、換気扇の有無や窓の位置、床の状態、清掃しにくそうな場所がないか確認しておくとよいでしょう。
9.バストイレ別より優先した方がいい条件はある?
部屋探しでは、限られた予算の中で条件に優先順位を付けることが重要です。
例えば、毎日の通勤時間を短くしたい方なら、バストイレ別より駅からの距離を優先する選択肢もあります。
在宅勤務が多い方なら、浴室設備よりも居室の広さや仕事スペースを重視するかもしれません。
また、家賃を抑えて貯金を増やしたい方にとっては、設備条件を緩めることが有効な場合もあります。
ただし、バストイレが一緒であることに強い抵抗があるなら、無理に条件を外す必要はありません。
毎日使う設備だからこそ、生活上のストレスにならないか慎重に判断しましょう。
10.3点ユニットバスの内見で確認したいポイント
バストイレ別ではない物件を検討する場合は、実際の使い勝手を確認することが重要です。
- ① 浴槽の広さ:身体を洗ったり、湯船につかったりする際に窮屈ではないか
- ② シャワーの位置:使いやすい位置に設置されているか
- ③ トイレとの距離:入浴時にトイレ周辺が濡れやすい配置ではないか
- ④ 換気設備:換気扇や窓があり、湿気を逃がしやすいか
- ⑤ 収納:タオルや洗面用品を置ける場所があるか
- ⑥ 清掃状態:カビや汚れ、設備の傷みなどが気にならないか
- ⑦ 洗面台:毎日の洗顔や身支度に使いやすいか
写真だけでは広さや使い勝手を判断しにくいため、可能であれば現地で確認しましょう。
11.バストイレ別を諦める前に、ほかの条件も見直そう
バストイレ別の条件を外すか迷っている場合は、ほかの条件を調整する方法も検討してみましょう。
例えば、駅徒歩5分以内を10分以内に広げる、築年数の条件を緩める、隣の駅まで検索対象を広げるといった方法です。
バストイレ別を維持したまま、希望予算に合う物件が見つかる可能性もあります。
反対に、バストイレ別の条件を外しても候補があまり増えない場合は、家賃や広さ、エリアなど、別の条件が物件数を制限しているのかもしれません。
一つの設備だけに注目せず、検索条件全体を見直すことが大切です。
12.バストイレ別を諦めても後悔しにくい人の特徴
バストイレ別を必須条件にしなくても、快適に暮らせる方はいます。
例えば、普段はシャワー中心で、浴室に長時間いることが少ない方や、一人暮らしで水回りを同時に使う必要がない方です。
また、駅からの距離や居室の広さ、家賃の安さを重視する方にとっては、3点ユニットバスの物件が合理的な選択になる場合があります。
一方、毎日ゆっくり入浴したい方、湿気が気になる方、二人で同時に水回りを使いたい方などは、バストイレ別を優先した方が満足度が高いかもしれません。
重要なのは、人気設備だから選ぶのではなく、自分の生活に必要かどうかを考えることです。
まとめ|バストイレ別を諦めるかどうかは暮らし方で判断しよう
バストイレ別を必須条件から外すことで、賃貸物件の選択肢が広がる可能性があります。家賃を抑えたり、同じ予算で駅に近い物件や広い物件を探したりできる場合もあります。
ただし、3点ユニットバスには、湿気や入浴時の使い勝手、トイレとの同時利用など、確認しておきたい点があります。
家賃だけで判断せず、自分の入浴習慣や生活スタイルに合っているかを考えましょう。
センチュリー21共栄不動産では、東京都内を中心に賃貸物件のご紹介を行っています。「バストイレ別を諦めるべきか迷っている」「希望条件を少し変えて物件を探したい」「家賃を抑えながら暮らしやすい部屋を見つけたい」といったご相談も歓迎しています。
設備条件の優先順位を整理しながら、予算と暮らしやすさのバランスが取れたお部屋探しをお手伝いいたします。ぜひお気軽にご相談ください。