銀座徒歩圏なのに意外と家賃が安い場所を探してみた
銀座徒歩圏なのに意外と家賃が安い場所を探してみた
「銀座の近くに住んでみたい」。そう思って賃貸物件を検索し、銀座・東銀座周辺の家賃を見て諦めてしまった方もいるのではないでしょうか。確かに銀座アドレスや銀座駅至近の物件は、中央区の中でも家賃が高くなりやすいエリアです。
しかし、ここで検索を終えるのは少しもったいありません。中央区は街同士の距離が近いため、住所や最寄駅を少し東側へずらすだけで、「銀座まで歩けるのに、銀座そのものより家賃を抑えて探せるエリア」が見えてきます。
まず注目したいのは「新富町」
銀座徒歩圏で家賃を抑えたい方に、まず見ていただきたいのが新富町です。銀座の東側に位置し、有楽町線の新富町駅を利用できるほか、築地駅や東銀座方面も生活圏に入ってきます。
2026年9月時点の公開データでは、新富町駅の1K家賃相場は13万円という集計もあります。もちろん築年数や広さ、駅距離によって家賃は変わりますが、「銀座徒歩圏」という立地を考えると、一人暮らしでも検討しやすい物件が出てくるエリアです。
新富町は「銀座を普段使い」しやすい
新富町に住む面白さは、単に銀座が近いことではありません。休日に銀座へ買い物に行くときも、わざわざ電車に乗らず徒歩や自転車で移動できます。食事をしてから歩いて帰るという生活も現実的になります。
それでいて、銀座の中心部から少し離れるため、住宅街としての雰囲気も出てきます。「銀座の華やかさの中に住みたい」というより、「銀座を自分の生活圏として使いたい」という方に向いている場所です。
築地も「観光地」ではなく住宅地として見る
次に候補になるのが築地です。築地と聞くと市場や飲食店など観光地のイメージが強いかもしれませんが、実際には賃貸マンションも多く、人が普通に生活している街です。
銀座駅と築地駅の間は徒歩ルートでも1km前後。物件の場所によっては東銀座方面がさらに近くなります。そのため「最寄駅は築地だけれど、休日は銀座まで歩く」という暮らし方ができます。
「銀座駅徒歩○分」だけで探さない
ここで重要なのが、銀座駅そのものまで何分かだけで判断しないことです。例えば勤務先やよく行く場所が銀座一丁目なら、新富町側からの方が便利なことがあります。東銀座周辺をよく利用するなら、築地側でも十分近く感じるでしょう。
銀座はエリアそのものが広いため、目的地によって便利な場所が変わります。部屋探しでは「銀座駅徒歩15分以内」ではなく、「自分が銀座のどこへ行くのか」を地図で確認することがポイントです。
さらに家賃を抑えるなら「入船」まで見る
新富町から少し東側へ進むと入船があります。最寄駅としては新富町や八丁堀を利用する物件が多くなり、銀座の中心からは少し離れますが、それでも十分に徒歩・自転車圏として考えられる場所です。
入船の面白いところは、「銀座」というイメージから検索すると最初から候補に入らないことです。しかし地図を開いてみると、新富町、築地、八丁堀が近く、銀座方面にもアクセスしやすいことが分かります。
検索されにくい住所まで一つ広げてみる。これは中央区で家賃を抑えるときに使える探し方です。
八丁堀まで広げると物件の選択肢が増える
もう少し範囲を広げられるなら八丁堀も候補です。銀座駅まで毎日徒歩で通うには物件の場所によって距離を感じますが、新富町や宝町方面に近い八丁堀なら、銀座への徒歩・自転車移動も現実的です。
八丁堀は日比谷線とJR京葉線が利用でき、東京駅方面へのアクセスも便利です。そのため「銀座だけに近ければいい」というより、「銀座にも東京駅にも行きやすい場所がいい」という方には、むしろ使いやすい場合があります。
家賃を下げるなら「銀座から何分離れるか」を考える
銀座徒歩圏で部屋を探すとき、私たちがおすすめしたいのは、最初から家賃だけでエリアを決める方法ではありません。まず「銀座から徒歩何分までなら許容できるか」を決め、その範囲で家賃を比較していきます。
例えば銀座まで徒歩5分以内にこだわるのか、15分程度なら問題ないのか。自転車を使えるなら20分程度の距離まで考えられるのか。この違いだけで候補になる物件数は大きく変わります。
「銀座アドレス」に毎月いくら払うのか?
ここで一度考えてみたいのが、住所そのものにどれくらい価値を感じるかです。「中央区銀座」という住所に住みたいのであれば、その条件には意味があります。しかし目的が「銀座で買い物や食事を楽しみたい」「銀座勤務なので通勤時間を短くしたい」なら、必ずしも銀座アドレスである必要はありません。
新富町や築地から歩いて銀座へ行けるのであれば、生活上の目的はかなり達成できます。そのうえで家賃を抑えられるなら、その差額を部屋の広さや設備、趣味、外食などに使うという考え方もできます。
銀座徒歩圏で探すなら、この順番がおすすめ
ポイントは「銀座から遠ざかる」のではなく、銀座を生活圏に残したまま少しずつ東へ検索範囲を広げることです。地図上で物件から銀座まで実際にルート検索すると、駅名から受ける印象より近いことがあります。
銀座勤務なら「電車通勤しない」という選択もある
銀座周辺に勤務している方なら、さらに面白い探し方ができます。電車で銀座へ通いやすい沿線を探すのではなく、最初から徒歩や自転車で通勤できる範囲を円のように広げて探す方法です。
例えば電車で30分の場所に家賃の安い部屋を借りる方法もありますが、新富町や築地周辺なら家賃が多少高くても、毎日の通勤時間を大きく減らせる可能性があります。以前の記事でもお伝えしたように、中央区の家賃には「部屋」だけではなく「時間」も含まれていると考えると、家賃の見え方が変わります。
まとめ|銀座に住まなくても、銀座のある生活はできる
「銀座徒歩圏に住みたい」と思ったとき、銀座駅や東銀座駅だけで検索すると、どうしても家賃が高く見えます。しかし地図を少し東側へ広げれば、新富町、築地、入船、八丁堀などが候補に入ってきます。
大切なのは住所や最寄駅ではなく、実際に銀座までどう移動できるかです。徒歩15分を遠いと感じる人もいれば、「電車に乗らず銀座まで15分なら近い」と感じる人もいます。
銀座に住むことと、銀座を生活圏にすることは違います。家賃を抑えながら中央区らしい都心生活を楽しみたいなら、「銀座の隣」を探してみるのも面白い部屋探しです。
センチュリー21 共栄不動産では、銀座・新富町・築地・入船・八丁堀をはじめ、東京都中央区を中心に賃貸物件をご紹介しています。「銀座勤務なので歩いて通勤したい」「銀座徒歩圏で家賃を抑えたい」「駅名ではなく勤務先から探してほしい」といったご相談もお気軽にお問い合わせください。中央区の不動産・中央区の賃貸・中央区のお部屋探しを、駅徒歩だけではなく実際の生活動線からご提案いたします。