家賃を1万円上げると中央区の部屋はどこまで変わる?
家賃を1万円上げると中央区の部屋はどこまで変わる?
中央区でお部屋探しをしていると、
「あと1万円出せば、もう少し良い部屋になりますか?」
と聞かれることがあります。
例えば、
家賃13万円。
と、
家賃14万円。
たった1万円の差です。
でも賃貸物件では、この1万円で、
広さ。
駅距離。
築年数。
設備。
階数。
など、選べる条件が変わることがあります。
家賃1万円の差は、
「部屋のグレード」より
「条件を一つ増やせる差」。
今回は、中央区で家賃を1万円上げると、実際にどんな変化が期待できるのかを、不動産会社の目線から考えてみます。
まず考えたい|1万円は年間12万円
家賃を1万円上げるということは、
年間で12万円。
2年間住めば24万円。
の差になります。
だから、
「たった1万円だから上げよう」
と簡単に考える必要はありません。
重要なのは、
毎月1万円多く払って、何を手に入れるのか
です。
駅近なのか。
広さなのか。
独立洗面台なのか。
築浅なのか。
そこを明確にすると、家賃を上げる意味が見えてきます。
変化1|広さが数㎡増えることがある
中央区では、一人暮らし向けの1Kやワンルームも多くあります。
例えば、
20㎡前後。
から、
23〜25㎡前後。
まで広がるだけでも、部屋の使いやすさは変わります。
ベッドを置く。
デスクを置く。
小さなソファを置く。
収納が増える。
といった違いが出てきます。
数字では3㎡、5㎡の差でも、
生活では意外と大きな差になります。
「何㎡広くなる?」より、
「何が置けるようになる?」で考える。
変化2|駅徒歩10分が5分になることも
もう一つ分かりやすいのが駅距離です。
例えば、
家賃13万円なら駅徒歩9分。
家賃14万円なら駅徒歩4分。
という比較になることがあります。
もちろん物件ごとに条件は違いますが、
駅近には一定の需要があるため、家賃に反映されやすいポイントです。
毎日電車通勤する方なら、
雨の日。
真夏。
真冬。
荷物が多い日。
に、この5分差を大きく感じるかもしれません。
ただし中央区では「駅近」に1万円払わなくてもいいことがある
ここが中央区のお部屋探しの面白いところです。
中央区では、
最寄駅まで徒歩10分。
でも別の駅まで徒歩6分。
という物件があります。
人形町周辺なら水天宮前や浜町。
八丁堀周辺なら茅場町や新富町。
築地周辺なら新富町や東銀座方面。
というように、複数駅を使えるケースがあります。
そのため、
駅徒歩を短くするためだけに1万円上げる前に、
他に使える駅がないか
を確認するのがおすすめです。
変化3|築年数が新しくなる
家賃を1万円上げることで、
築20年。
から、
築10年。
築5年。
といったように、より新しい物件が候補に入ることがあります。
築浅になると、
水回り。
セキュリティ。
宅配ボックス。
浴室乾燥機。
など、設備面で差が出ることもあります。
ただし、
築年数だけで住みやすさは決まりません。
築20年でも室内がきれい。
管理状態が良い。
駅に近い。
という物件もあります。
「新しいから+1万円」
ではなく、
その新しさに自分が価値を感じるか
で判断しましょう。
変化4|独立洗面台が付くことがある
一人暮らしの方から希望が多い設備の一つが、
独立洗面台です。
家賃を抑えて探すと、
洗面台は浴室内。
という物件も候補になります。
そこから1万円上げることで、
独立洗面台付き。
脱衣スペースあり。
という物件が増えることがあります。
毎朝使う設備なので、
「ここには1万円払ってもいい」
という方も少なくありません。
反対に、
洗面台にこだわりがない方なら、その1万円を広さや駅距離に回した方が合理的です。
変化5|低層階から高層階になる
同じマンションでも、
3階。
と、
10階。
では家賃が違うことがあります。
階数が上がることで、
眺望。
日当たり。
外からの視線。
道路との距離感。
などが変わります。
特に中央区では建物が密集している場所もあるため、
階数が数階変わるだけで、
窓の前が隣の建物。
から、
空が見える。
という違いが出ることがあります。
1万円上げても「全部」は良くならない
ここは重要です。
家賃を1万円上げれば、
駅近。
築浅。
広い。
高層階。
設備充実。
全部手に入る。
というわけではありません。
多くの場合、
条件を一つ、あるいは一部改善できる
くらいに考えた方が現実的です。
+1万円で、
「全部70点」が「一つだけ90点」になる。
そんなイメージです。
13万円→14万円なら何を選ぶ?
例えば、同じ中央区で次のような物件があったとします。
| 比較 | 家賃13万円 | 家賃14万円 |
|---|---|---|
| 広さ | 21㎡ | 25㎡ |
| 駅 | 徒歩8分 | 徒歩5分 |
| 設備 | 必要最低限 | 独立洗面台など充実 |
実際には、1万円ですべてが同時に変わるとは限りません。
しかし、
「この1万円で何が改善されるのか」
を比較すると、判断しやすくなります。
家賃を上げるなら「管理費込み」で考える
もう一つ見落としやすいのが管理費です。
例えば、
家賃13万円+管理費1万円。
と、
家賃13万5,000円+管理費5,000円。
なら、毎月の支払総額は同じ14万円です。
そのため、
「家賃14万円まで」
ではなく、
「管理費込み14万円まで」
という探し方をおすすめします。
あえて予算+1万円まで検索してみる
不動産屋目線でおすすめなのが、
最初から予算を上げるのではなく、
一度だけ「+1万円」で検索してみる
方法です。
例えば予算14万円なら、
15万円まで検索する。
そこで、
「1万円上げてもあまり変わらない」
のであれば14万円に戻せばいい。
反対に、
「15万円にすると一気に希望条件が揃う」
のであれば、
年間12万円を払う価値があるか検討します。
この比較を一度するだけでも、予算の決め方がかなり明確になります。
逆に1万円下げると何を失う?
+1万円だけでなく、
-1万円。
も一度見てみると面白いです。
例えば、
駅徒歩5分が10分になる。
築10年が20年になる。
25㎡が21㎡になる。
独立洗面台がなくなる。
低層階になる。
というように、
何か一つ条件を外すだけで家賃を下げられることがあります。
そこで、
「この条件ならなくてもいい」
と思えれば、毎月1万円を節約できます。
不動産屋なら「何に1万円払う?」と考える
中央区で家賃を上げるか迷ったら、次のように考えます。
- 広さに1万円払う?
- 駅近に1万円払う?
- 築浅に1万円払う?
- 独立洗面台に1万円払う?
- 高層階・眺望に1万円払う?
- それとも毎月1万円を残す?
こうすると、
「なんとなくもう少し良い部屋」
ではなく、
自分が何にお金を払いたいのか
が見えてきます。
まとめ|家賃1万円は「条件を一つ選ぶお金」
中央区のお部屋探しで、
あと1万円上げようか。
そのままにしようか。
迷うことはよくあります。
家賃を1万円上げれば、
数㎡広くなる。
駅が近くなる。
築年数が新しくなる。
設備が増える。
階数が上がる。
といった変化が期待できることがあります。
しかし、
全部を手に入れられるわけではありません。
家賃+1万円は、
「良い部屋にするお金」ではなく、
「自分が欲しい条件を一つ選ぶお金」。
と考えると分かりやすいと思います。
1万円上げて駅近を選ぶ。
1万円上げて広さを選ぶ。
あえて上げずに毎月1万円を残す。
どれも正解です。
大切なのは、
「何に毎月1万円払っているのか?」
を自分で説明できること。
それが、中央区で後悔しにくいお部屋選びにつながります。
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