エレベーターなし4階、あなたなら住めますか?家賃差を考える
エレベーターなし4階、あなたなら住めますか?家賃差を考える
中央区で賃貸物件を探していると、「駅から近い、家賃も安い、部屋も悪くない。でも4階なのにエレベーターがない」という物件に出会うことがあります。募集図面を見た瞬間、「毎日4階まで階段は無理」と候補から外してしまう方も多いでしょう。
確かに、エレベーターなし4階は楽ではありません。しかし、中央区で家賃を抑えながら立地や広さを優先したい場合、その不便さが家賃条件などに反映されているなら、検討する価値があるケースもあります。
「毎日の階段と引き換えに、何が手に入る?」で考える。
エレベーターなし4階は本当に大変?
これは実際に歩いてみるのが一番です。同じ4階でも、階段の幅、勾配、踊り場の広さによって体感はかなり違います。普段から歩くことが多い方なら気にならない場合もありますし、荷物が多い方には想像以上に負担になることもあります。
内見では部屋だけを見るのではなく、1階から4階まで実際に歩いてみてください。そして「今日一度上れるか」ではなく、これを毎日、場合によっては1日何往復もできるかと考えることが大切です。
エレベーターなしなら家賃はどれくらい安い?
「エレベーターなし4階なら家賃は何万円安くなりますか?」と聞かれても、決まった金額はありません。家賃は築年数、駅距離、専有面積、設備、建物状態など複数の条件によって決まるためです。
ただし、同じ建物で似た間取りの2階と4階を比較したり、周辺のエレベーター付き物件と比較したりすれば、その物件が価格面で魅力的なのか判断できます。「エレベーターがないから安い」と決めつけず、類似物件との差を見るのがポイントです。
月1万円安ければ2年間で24万円
例えば、条件の近いエレベーター付き物件が月11万円、エレベーターなし4階が月10万円だったとします。差額は月1万円、2年間なら24万円です。
月1万5,000円なら2年間で36万円、月2万円なら48万円になります。もちろん、その差すべてがエレベーターの有無によるものとは限りませんが、「毎日の階段を許容すると、2年間でいくら違うのか」と考える材料にはなります。
つまり、「階段が大変そう」という感覚だけでなく、自分はエレベーターという設備に毎月いくら払いたいのかという視点で比較してみるわけです。
同じ予算なら「駅近」を取れる可能性もある
エレベーターなし物件を検討するメリットは、家賃を下げることだけではありません。同じ予算でも、駅距離や立地を優先できる可能性があります。
例えば「エレベーターあり・駅徒歩10分」と「エレベーターなし4階・駅徒歩3分」が同じ家賃なら、毎日の生活ではどちらが便利でしょうか。答えは人によって違います。
通勤で毎日駅を使うなら、駅まで片道7分の差は往復14分です。一方、階段を使うのは建物を出入りするときです。中央区では、こうした「駅徒歩ではなく生活徒歩で考える」という比較が意外と重要です。
広い部屋を取れるなら選択肢になる
同じ家賃10万円でも、エレベーター付きの20㎡と、エレベーターなしの25㎡という選択肢があったらどうでしょうか。5㎡違えば、ベッドやデスク、収納など家具配置の自由度も変わります。
在宅勤務で家にいる時間が長い方なら、1日数分の階段より、毎日何時間も過ごす室内の広さを優先する考え方もあります。「何㎡あるか」ではなく、「何㎡使えるか」まで見て比較しましょう。
一番大変なのは普段より「荷物がある日」
エレベーターなし4階で想像しておきたいのは、普通の日だけではありません。スーパーでまとめ買いをした日、旅行からスーツケースを持って帰ってきた日、大きな荷物が届いた日などです。
普段なら問題なく上れる階段でも、10kgのお米や飲料水を持っていると負担は大きくなります。ネット通販を頻繁に利用する方は、荷物がどこまで配送されるのかも確認しておくと安心です。
引っ越し費用にも注意
エレベーターがない建物では、引っ越し業者によって階段作業に追加料金が発生する場合があります。大型家具や家電の搬入についても、階段の幅や曲がり角によっては注意が必要です。
特に冷蔵庫、洗濯機、ソファ、ベッドなどを持ち込む場合は、内見時に階段や玄関までの搬入経路を確認しておきましょう。「部屋には置けるけれど、そこまで運べない」ということがないようにしたいところです。
ネット通販が多い人は宅配との相性も確認
前回の記事で宅配ボックスについて取り上げましたが、エレベーターなし物件では荷物の受取方法も意外と重要です。宅配ボックスが1階にある場合、大きな荷物を自分で4階まで運ぶことになります。
水や飲料、日用品をネットでまとめ買いする方は、家賃差だけでなく日常の荷物まで想像してください。反対に荷物が少なく、外食中心で買い物も少量という方なら、負担は小さくなります。
階段は防犯面もチェックする
外階段の物件では、道路や隣の建物から階段・共用廊下がどの程度見えるかも確認しておきたいポイントです。また、夜間の照明や階段周辺の死角も実際に見ておくとよいでしょう。
「4階だから防犯面で安心」と単純に考えるのではなく、建物への入り方、オートロックの有無、階段の位置など、建物全体で確認することが大切です。
雨の日・夏・冬を想像してみる
内見した日が晴れていると忘れがちですが、外階段の場合は雨や風の影響を受けることがあります。夏の暑い日に4階まで上る、冬の寒い日に荷物を持って上る、といった生活も想像してみてください。
内見は一度ですが、入居すればその階段を何百回、何千回と使います。だからこそ、「今日上れたから大丈夫」ではなく「2年間続けても大丈夫か」で判断します。
家族構成によって向き・不向きは大きく変わる
一人暮らしなら許容できても、小さなお子様がいる家庭では負担が大きくなることがあります。ベビーカー、子ども、買い物袋を持って階段を上る生活を考える必要があるからです。
高齢の方や足腰に不安がある方も同様です。現在は問題なくても、長期間住む予定なら将来の生活まで考えておいた方が安心でしょう。
逆に一人暮らしなら意外と「あり」
荷物が少なく、普段からよく歩き、数年間の一人暮らしという方なら、エレベーターなし4階は比較的検討しやすい条件です。
特に中央区で「会社まで近い」「駅徒歩3分」「家賃が予算内」といったメリットがあるなら、毎日の階段より通勤時間が短くなる方を選ぶ考え方もあります。物件の欠点ではなく、自分の生活との相性で判断することが大切です。
内見時に確認したいポイント
- 1階から実際に4階まで歩いてみる
- 階段の幅・勾配・踊り場を確認する
- 冷蔵庫や家具の搬入経路を確認する
- 夜間の照明や防犯面を確認する
- 買い物や宅配荷物を持って上れるか想像する
- エレベーター付き類似物件との家賃差を比較する
特におすすめなのは、内見が終わって1階まで下りたあと、「忘れ物を取りに戻るつもりでもう一度4階まで上れるか」と考えてみることです。それでも気にならないなら、相性は悪くないかもしれません。
不動産屋なら「デメリットの値段」を考える
実際に中央区で物件をご案内していると、「エレベーターなし」「3点ユニット」「室外洗濯機置場」「宅配ボックスなし」など、検索では敬遠されやすい条件を持つ物件があります。
しかし、その条件があるからこそ家賃が予算内になったり、駅近の物件に住めたりすることもあります。そこで私たちが考えるのは、単に「欠点があるか」ではなく、そのデメリットと引き換えに何を得られるのかです。
「自分に関係ない欠点」がある部屋かもしれません。
まとめ|エレベーターなし4階は「毎日の階段」と家賃を比較する
エレベーターなし4階は、確かに便利な条件ではありません。買い物、宅配、引っ越し、暑い日や雨の日など、生活の中で不便を感じる場面はあります。
一方、その条件によって家賃を抑えられたり、同じ予算で駅近や広い部屋を選べたりするのであれば、一人暮らしの方などには十分検討する価値があります。
「エレベーターがないからやめる」と検索段階で外す前に、まず一度階段を歩き、周辺のエレベーター付き物件と家賃・広さ・駅距離を比較してみてください。
毎日の階段を取るか。毎月の家賃を取るか。それとも駅までの時間を取るか。自分が何を優先するかが分かれば、中央区のお部屋探しはぐっと選びやすくなります。
中央区で家賃を抑えたお部屋探しならセンチュリー21 共栄不動産へ
センチュリー21 共栄不動産では、日本橋・人形町・茅場町・八丁堀・築地・新富町・月島・勝どき・晴海など、東京都中央区を中心に賃貸物件をご紹介しています。
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